googleフォームテンプレートの中には、以下の4パターンの無料アンケートフォームが事前に用意されています。
- イベント参加者アンケート
- お客様アンケート
- 退出時アンケート
- 受講者アンケート
これらのアンケートフォームの利用方法を理解すれば、初心者でも短時間でgoogleアンケートフォームの無料作成やアンケート結果の集計ができるようになります。
このページでは、これらの事前用意されたテンプレートフォームを利用して初めて取り組む方でも分かるようにgoogleアンケートフォームの作り方を解説していきます。
なお、googleフォームをはじめてつかう方は、下記、googleフォームの基本ページを先にご参照ください。
イベント参加者アンケートを見てみよう
仕事カテゴリーのイベント参加者アンケートは、選択肢を多く使ったアンケートフォームになっています。
googleアンケートフォームの選択式のチェック項目には、下の6種類のフォーム部品が、用意されています。
- ラジオボタン:ラベルを付けた複数の項目からひとつの回答のみを選択できます。
- チェックボタン: ラベルを付けた複数の項目からあてはまる回答を選択できます。
- プルダウン式:複数のテキスト項目から回答となるひとつのテキスト項目を選択できます。
- 均等目盛り:一つの項目に対して ひとつの回答を得ることができます。
- 選択式(グリッド):複数の項目に対してひとつの回答を得ることができます。
- チェックボックス(グリッド):複数の項目に対して複数の回答を得ることができます。
このうち、イベント参加者アンケートフォームには均等目盛りと 選択式(グリッド)が使われています。
使われていない他の選択式フォーム部品も追加してみましょう。
ラジオボタンを追加してみる
まず最初にアンケートに協力してもらえるかどうか確認してみます。
追加するラジオボタンは、このようにして1個目のセクションに設定します。
プルダウン式の選択に変更してみる
次にフォームの
「セッションや全体的な日程について他にコメントがございましたらご記入ください。」を
「 セッションや全体的な日程についてどのように感じたか選択してください。」に変えて、回答を記述式からプルダウン式に変更してみます。
チェックボタン を追加してみる。
フォームの一番下にスケジュールに余裕がなかったと回答した方の追加の質問をチェックボタンで追加してみます。
チェックボックス(グリッド) に変更してみる
「以下の各セッションは、どのくらい有意義だと感じましたか。」の質問を
「以下の各セッションの、どの部分が有意義だと感じましたか。」に変更してチェックボックスを選択式からグリッドに変更してみます。
質問に応じてセクションの順番を変える
googleフォームの条件分岐
フォーム部品のうち、選択肢から択一の回答を選ぶラジオボタンとプルダウンリストは、回答によって行先のセクションを変更することが出来ます。
アンケート全体の流れに矛盾がないようにセクションの流れを以下のように変更してみます。
作成したセクションはフローに合わせ5セクションになります。
(フローでは下記の条件分岐となっていますが、セクションは番号順に並べます。)
googleフォーム条件分岐フローの確認
以下が上記フローを元に作成した条件分岐を取り入れたgoogleイベント参加者アンケートフォームになります。
フォーム設定の全般タブ・プレゼンテーションタブを設定しておきます。
フォーム設定については、googleフォームの基本を参照してください。
アンケートの回答を確認する
アンケートフォームで収集したデーターは、回答タブで表示できます。
表示方法には、収集データ全体を集計結果として表示する方法と収集データーを個別に表示する方法があります。
また、アンケート結果はスプレッドシートとしてgoogleドライブに保存し共有したり、エクセルファイルとしてPC内にダウンロードできます。
お客様アンケートフォームの確認
お客様アンケートフォームでは、段落(長文回答)が新たに使われています。
内容は、記述式(短文回答)と同じです。
段落 記述式ともに、 文字数制限など条件に合った回答のみを受け付けるように設定する 「回答の検証」機能が使えます。
退室時アンケートフォームの確認
退室時アンケートフォームは、記述式(短文回答)と段落(長文回答)のみが使用されています。
退室時アンケートフォームには、 これまでに説明したフォーム部品以外の部品は使用されていません。
受講者アンケートフォームの確認
受講者アンケートフォームには、これまでに説明したフォーム部品以外の部品は使用されていません。